立山マンダラの
新境地を拓〈ひら〉こう!
北陸富山に暮らす人びとの
心のよりどころ、立山。
その地には立山曼荼羅〈まんだら〉なる
独特の絵図が伝わっています。
古〈いにしえ〉の精神文化の具象化と評される
その伝統絵画を、
障がい者アートの
生き生きとした感性で新たに表現してみよう
というプロジェクトが、
今ここに始まりました!

大仙防A本

大仙防B本
これらは私(「ワオ!フル」代表)の実家が所蔵する立山曼荼羅で、
上が「大仙防A本」、下が「大仙防B本」と呼ばれています。
障がい者アートの作家さんたちに
この絵図の各場面や全体、
もしくは実際の立山の写真などを
ご覧いただきながら、
感性のおもむくままに創作していただいております。
2024年の8月からスタートしたプロジェクトで、
明確な方向性はまだ定まっていませんが、
おいおいと進ちょく状況を報告していきたいと
考えております。
CONTENTS
既に名作2点が誕生!
2022年
ほまれの家 富山東店
ワークショップ
2024年8/26
「Unfinished(未完成)」
として公開!
2025年5/24
既に名作2点が誕生!
2022年
プロジェクトがスタートする以前、
2022年には既に素晴らしい作品が2点誕生しています。
アートNPO工房ココペリ所属の
末永征士さんと拓海さんが、
立山開山伝説の「玉殿の岩屋」の場面から
インスピレーションを得て、
それぞれ次の作品を創作していらっしゃるのです。
02_Y-012_gyokaitobutsujin_72dpi1.jpg)
魚貝海産物類と立山之仏人達
末永征士
2022年 90 × 117cm
Y-012
越中アートフェスタ2022「奨励賞」受賞
11_Y-013_tamadononoiwaya_72dpi1.jpg)
立山曼荼羅「玉殿の岩屋」
拓海
2022年 145 × 112cm
Y-013
元になった立山曼荼羅の場面
「玉殿の岩屋」(大仙防A本)

当時のワークショップの動画を
短く再編集し、
改めてYouTubeに投稿しました。

ココペリワークショップ
2022年7月2日
ほまれの家 富山東店
ワークショップ
2024年8/26
富山市中田の就労継続支援B型事業所
ほまれの家 富山東店さんで、
立山曼荼羅や実際の立山の写真などをもとに
絵を描くワークショップが開かれました。




なかでも、
佐伯有頼〈ありより〉少年が立山を開く物語
「開山伝説」の千垣〈ちがき〉の場面に登場する
白鷹〈しらたか〉を、

白鷹
SHOTAさんがとてもキュートに描かれています。
スタッフさんが撮影してくれた動画をいただきましたので、
編集してYouTubeに投稿しました。

『シラタカ』 by SHOTA
~障がい者アートの感性で立山曼荼羅の新境地を拓こう!~
2024年8/26
みなさんの作品はまだ完成に至っていないとのことですが、
それぞれどんなふうに仕上がるのか、
次回のワークショップが楽しみです。
「Unfinished(未完成)」
として公開!
2025年5/24
昨年8月のほまれの家 富山東店さんでのワークショップで
SHOTAさんが手がけられた
立山開山伝説の「白鷹〈しらたか〉」。
次回いつ制作が再開されるかわからない、
あるいはこのまま再開されないかもしれないとの
スタッフさんのお話でしたので、
(Unfinished 250522) を作品名に含めて
公開されてはいかがかと提案させてもらったところ、
ご快諾いただくことができ、
ついに公開の運びとなりました!

Shirataka (Unfinished 250522)
(白鷹〈未完成250522〉)
24 × 31cm
GS_S71
(Unfinished 250522) には
「2025年5月22日時点で未完成」
という意味が込められています。
今後制作が再開された場合は
数字を更新しながらアーカイブしてゆき、
〝実物の作品〟は最新版の1点しか存在しないものの、
デジタルデータは完成に至るまでの
〝各時点における作品〟として
複数誕生していくという考え方です。
そしてもし再開の時が二度と訪れないのであれば、
シューベルトの交響曲第7番のように
永遠の『未完成』として
人びとに長く愛されていってくれることを
願っております。